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秋の裏庭に咲く【彼岸花】

彼岸花《曼珠沙華》この時期必ず咲く‼ 
彼岸花と呼ぶ名前自体があの世をものと連想させますよね。

普通の花とは違う特徴的な事があります。
花々が咲いて花が散るとから葉が出てくる。
私は仕事で地方へ行きます、田んぼのあぜ道や野墓(共同墓地)で赤い花《曼珠沙華》彼岸花を良く見かけます。墓地に咲く彼岸花を見かけると(死を連想したり)(縁起が良くない)(不吉なイメージが付く)と思うかもしれません。
何故墓地に多く咲く彼岸花を見るのか、理にかなっている事が分かります。昭和になって戦中戦後まだまだ火葬場が全国に普及してないことで、土葬するところが多く見受けられました。先人はモグラやネズミが遺体にいたずらしないように毒のある彼岸花を植えたのだと。

この花の毒は、花・葉・茎・根・・すべての部位に毒があるのです。この花には『リコリン』という毒が含まれています。
子の毒を人が摂取すると、下痢・嘔吐・呼吸困難など引き起こします。但しリコリンの致死量は10g、(彼岸花の鱗茎一つにはリコリンは15㎎)おおよそ600以上と大量に食べなければ死ぬことは無い。モグラや小動物にとっては球根一つで1000匹以上分の致死量と聞きます。

野墓・共同墓地に彼岸花(真っ赤な曼珠沙華)が咲いてる光景はある意味《墓地あるある》なことなんです。

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